囲碁とは何か?

Goは中国で生まれ、4000年の歴史を誇るボードゲームです。19x19マスの盤上に2人のプレーヤーが交代で石を並べ、陣取りをしていきます。 このゲームは、日本では囲碁として知られ、中国ではwei ch'i、また韓国ではbadukと呼ばれています。囲碁の歴史やルールに関しては、 ウィキペディア(Wikipedia)またはアメリカ囲碁協会のウェブサイトなどで参照できます。また、The Interactive Way To Goを利用すると、囲碁をオンラインでインタラクティブに学ぶことができます。その他、囲碁やコンピュータ囲碁に関する情報はその他のお役立ちサイトをご覧ください。

ルール

囲碁は、19x19マスの盤(19路盤)の上で、黒と白の石を使用してプレーします。 基本的には、盤上には何もない状態で開始し、最終的に盤上のポイント(地)を対戦相手よりも多く支配することが目的です。黒から最初にプレーし、空いている交点に自分の石を交代で並べていきます。一度打った石は移動させることはできませんが、相手の石に完全に囲まれると捕獲されてしまいます。

また、一つの石の取り合いが繰り返される手を打つことはできません。これはコウと呼ばれるルールによって禁止されています。

プレーヤーは、いつでもパスすることができます。双方のプレーヤーが連続でパスした場合は、ゲームは終局となります。占拠している交点およびプレーヤーによって完全に囲まれている交点を領域(地)と定義し、より多くの地を得た方の勝利となります。特別な各状況にはそれぞれ異なった判断方法がありますが、プレーの仕方を学んでいる間は、細かな点は心配しないでください。

コンピュータ囲碁

チェスとは異なり、囲碁プレーのコンピュータプログラムは、対局の奥深さに対処できるレベルには達していないのが実情で、現在は5~10級(アマチュアの中から下)のレベルにあります。従って、特定プログラムの弱点が学ばれてしまうと、プログラムの強さのレベルは急激に下降します。

強力な囲碁プログラムの作成は、コンピュータ科学の分野において、最も難しく、かつエキサイティングな課題の一つです。十分に問題点が定義され、専門家の知識も活用でき、進歩が確実に計測できるにもかかわらず、囲碁のプログラムは未だに弱いのです。このような科学的にクリアな問題の解決を進捗させられないのであれば、コンピュータが他の分野を進化させるといったことも疑わしいということになるでしょう。

大きな課題の一つは、コンピュータチェスには有効であったアプローチが、囲碁にはうまく適用できないことです。チェスでは、順番ごとに限りがある手の数と比較的単純な評価機能の組み合わせによって、Brute force search(力まかせ探索)がうまく機能しました。 しかし囲碁では、平均的な手の数はチェスの38に比べて約200と多いだけでなく、単純な評価機能もありません。また、囲碁には視覚的な要素が強く働くため、コンピュータよりも人間の方を利することがあるのです。しかし、「力まかせ探索」が直接適用できない一方で、チェスのケースから習得したある種の法則は、囲碁にも活用できると考えています。

囲碁に関する文献

Katie HafnerによるNew York Times紙の記事は、囲碁プラグラムの作成における難題について記述しており、他のプログラムとともにSmartGoについて触れています。 それから、映画"ビューティフル・マインド"の中でも囲碁がプレーされています。みなさんは気付かれましたか?

Mark AthitakisがSF Weekly誌に執筆した長編記事は、Anders Kierulfをはじめ、他のGoプレーヤーやプログラマーについて特集しています。 "Go Crazy(囲碁キチ)"の異名は少し残念ですが、全体的に非常に興味深い内容になっています。